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犬の皮膚病に薬は有効?市販や人用を徹底的に比較!

 2018/10/06 3.皮膚病 対処法
この記事は約 5 分で読めます。

    痒み炎症を伴う愛犬の
    辛そうな
    皮膚病。

    飼い主さんとしては、何とか
    してあげたいですよね。

    愛犬が皮膚を痒そうにしている場合、
    私たちが使う痒み止めを使用しては
    いけないのでしょうか。

    もし効果があるなのなら、少しでも
    症状を緩和するために使用して
    あげたいですよね。

    また、痒み止めのほかにも、
    ステロイドや抗炎症作用のある
    薬は使用しても問題はないのかも
    気になります。

    この記事では、動物看護士が犬の
    皮膚病と市販薬、人間の薬との兼ね合い
    について詳しく紹介します。


    犬の皮膚病に薬が有効な場合とそうでない場合がある

    犬の皮膚病は種類が多く、どの皮膚病
    にも薬が有効なわけではありません。

    犬の皮膚病の原因は、大きく「真菌・細菌」
    「寄生虫」「アレルギー」に分けられます。

    この中のアレルギーによる皮膚病は、
    薬だけでは治すことができません。

    アレルギーが原因の皮膚病は、
    主にアトピー性皮膚炎や食物アレルギー
    です。

    これらの皮膚病は、原因となるアレルゲン
    を特定し回避していく必要があります。

    アトピー性皮膚炎の場合にはハウスダストや
    ほこり、カビなどがアレルゲンとなり、
    食物アレルギーでは鶏肉などの肉類や穀類、
    乳製品などがアレルゲンとなります。

    犬の皮膚病の薬を比較!

    犬に使用する皮膚病の薬は、市販で簡単に
    購入できるものと、病院から処方される
    ものがあります。

    市販薬と処方薬では一体何が
    違うのでしょうか。

    ここでは、市販薬と処方薬の
    主な違いについて紹介します。

    【犬の市販薬】

    ホームセンターや通販で簡単に購入
    できる市販薬の特徴は、何といっても
    幅広い症状に対応していることです。

    人間でいうところの総合風邪薬
    のようなものです。

    例えば痒み止めであれば、あらゆる原因
    の痒みに対応できるような成分が
    配合されています。

    しかし、その分一つ一つの有効成分
    が少ないため、効果が弱いことも
    特徴です。

    また、動物病院で処方される薬のように、
    多く有効成分を配合することが
    できないため、症状が重い場合には
    効果が感じられない
    場合もあります。

    【犬の処方薬】

    動物病院で処方される薬は、症状に
    合わせた専用の薬であることが
    特徴です。

    人間の風邪であれば、「喉の痛み用」
    「熱用」「くしゃみ・鼻水用」のような
    感覚です。

    病気や症状に特化した成分のみを
    含んだ薬ですので、市販薬よりも
    高い効果が期待できます。

    有効成分が市販薬より多く入っているため、
    用法容量を正しく守らないと、副作用の
    リスクが高まってしまいます。

    自宅で簡単にできる皮膚病対策には、
    こちらの記事がおすすめです。

    ⇒犬の皮膚病の対策おすすめランキング!自宅で簡単にできるTOP5!

    この記事では、自宅でもできる
    皮膚病対策に有効な方法を紹介
    しています。


    犬の皮膚病に人間の薬も有効

    人間用の薬であるオロナインやリンデロン、
    ワセリンは犬に塗っても良いのかという
    話を良く耳にします。

    基本的に人間用の塗り薬を犬に
    使用しても問題はありません。

    なぜならば、動物医療は人間の
    医療を基にしているからです。

    基本的に犬に行う治療は、人間に
    行うものとさほど変わりはありません。

    薬も同じで、人間用の薬を犬に
    処方することも珍しくありません。

    例えば、有名な薬だとバファリン
    やビオフェルミンなどです。

    しかし、注意点もあります。

    犬の皮膚の厚さは人間の3分の1と
    言われるほど薄いため、人間の薬では
    強すぎて、場合によっては悪化してしまう
    可能性もあります。

    リンデロンなど強いステロイド剤を
    安易に使用することは避けてください。

    また、皮膚科など病院で処方された
    薬も、市販薬より成分が強いため、
    控えたほうが無難です。

    人間用の薬を使用する場合には、
    なるべく子供でも使用できるようなものを
    選ぶことや、少量使用してみて様子を見る
    ことが大切です。

    犬の皮膚病が薬で治らない場合は病院へ

    市販薬や人間用の薬などを試しても
    効果が表れない場合や、悪化している
    場合には、動物病院の受診が必要です。

    動物病院では、塗り薬のほかにも
    飲み薬や注射などの治療法が存在します。

    また、アレルギー性の皮膚疾患の
    場合には薬では治すことができません。

    何が原因で皮膚病を起こしているのか
    しっかりと原因を突き止めることが
    肝心です。

    犬が皮膚病になった際には、
    シャンプーによるケアも大切です。

    ⇒犬の皮膚病に効くシャンプーのおすすめ!肌に優しい5選!【厳選】

    この記事では、皮膚病に効果的な肌に
    優しいシャンプーを紹介しています。

    まとめ

    犬の皮膚病に、市販薬や人間用の薬を
    使用すること事態は問題ありません。

    しかし、市販薬は有効成分の量が少なく
    効果が表れにくい、人間用の薬は犬に
    とっては強すぎるなど、注意点も
    存在します。

    犬の皮膚病は種類が多く、
    それによって治療法も異なります。

    素人判断はできるだけ避け早い段階で
    動物病院を受診すると完治を早める
    ことができますよ。

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    原京子

    初めまして
    わんちゃんといっしょ編集部の原です。

    高校生の時から、動物が好きで
    ハムスターのジャンガリアンと
    ゴールデン計10匹と暮らしました。

    仕事も、

    ・動物病院
    ・動物園
    ・ペットショップ

    の動物業界を中心に活動してきました。

    今までの経験を活かし
    皆さんのわんちゃんとの生活の中で
    気になることや、心配なことを

    解決できるように
    サポートさせていただきますね(^^)

    今はハムスターを飼っていて
    大好きなのはハムのクロワッサン(横になって眠っている姿)です!

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